大豆たんぱくによる社会貢献を目指して

毎日の補給が欠かせないたんぱく質。"大豆たんぱく"が脚光をあびています

たんぱく質は英語で言うとプロテイン(Protein)。
この言葉はギリシャ語のProteus(最も大切なもの)からきており、その語源どおり、人体に不可欠な栄養素の一つです。しかも、人体の水分をのぞいた固形成分の実に47%がこのたんぱく質です。
このように生命と健康の維持には欠かせません。また、たんぱく質は毎日の新陳代謝により少しづつ分解消耗され補給が必要です。

ところで、たんぱく質には動物性のものと植物性のものがありますが、今日、日本人の食生活が欧米化するにしたがい動物性たんぱく質の摂取が増える傾向にあります。
それにともない、コレステロール過多などによる成人病の発病率も欧米人なみになりつつあります。そうした中で注目されているのが"大豆たんぱく"です。

たんぱく質について

たんぱく質は人の生命維持に関わる重要な栄養成分です。

社名の、メイザー株式会社はMastery for Serviceをもじったもので"艱難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず"の言葉を表象したもので、これを"奉仕への練達"と捉え、私たちは植物たんぱく質である大豆たんぱくの普及に寄与することをもって、社会貢献を担う企業集団であります。
動物性たんぱく、すなわち、畜肉を主たる蛋白源とする欧米風食習慣は米穀を主食とする私たちの食事、健康、さらには、自然環境に多大の影響を与え、肥満、がん、心臓病、等の増加傾向が見られるのもその一因である、とまで言われています。

一方、世界の人口増加に、たんぱく源の確保が追いつかず、体重1キロに対して、1.2グラムとする標準必要たんぱく量を、到底、カバーしきれず、世界規模の対策が急務であることも周知の事実であります。
メイザー株式会社は、安心、安全、低コストの良質のたんぱくは大豆たんぱくである、という確信のもとに、約30年、大豆たんぱくを使用した食品の企画、開発、販売に取り組んでまいりました。

狂牛病、鶏インフルエンザ、牛豚の口蹄疫、水産においては、乱獲、汚染、温暖化等に起因する、世界的規模の資源の減少、枯渇で、動物性たんぱくの安全性、供給不安が問われ、今後も、植物たんぱくである大豆たんぱくの必要性、重要性がますます高まってくるものと考えております。

分離大豆たんぱく、大豆ペプチド、大豆食物繊維、大豆オリゴ糖、をはじめ、大豆サポニン、大豆イソフラボン、大豆ベータコングリシニン、PS(ホスファチジルセリン)等々、近年大豆の微量栄養成分の抽出加工技術の進展はめざましく、従来の水産練製品、畜産加工食品における動物たんぱくとの置き換え、食品機能性の付与、栄養価向上等にとどまらず、筋肉の増量、スポーツ栄養、ダイエット食品、肥満、介護食、骨粗鬆症、更年期障害等の改善、育児食、術後療養、非常食、受験勉強夜食等々、際限なく広がる大豆成分の有効利用の可能性は多岐にわたり弊社と致しましても、皆様の健康と植物たんぱく資源の有効利用に資する大豆たんぱく食品の開発と供給に今後とも全力を注いで参る所存でありますのでよろしくお願い申し上げます。

大豆の有効性

大豆たんぱくは日本人にとって貴重な栄養源であり、今後の超高齢化社会に欠かせない大切な食材です。

「大豆たんぱく素材」の可能性。
大豆たんぱく質は 「コレステロールが高めの人の食生活の改善」や「血中コレステロールの低減」をうたった「特定保健用食品」にも多く使われています。また、アメリカの食品医薬品局(FDA)が大豆たんぱく質 の「心臓病予防効果」を正式に認めています。これにより、大豆たんぱく質を一定量以上含む食品には、その効果を表示することができるようになりました。 これからますます高齢化の進む日本では、消費者のニーズも多様化していきます。 高齢者用食品、乳児用食品、病者用食品、スポーツ栄養食品・サブリメントなど、 今後の大豆たんぱく素材には幅広い用途が開けていくと考えられます。

「大豆」は良質なたんぱく源
大豆はたんぱく質を多く含みますが、それを構成するアミノ酸は約20種類あり、このうち9種類は成人の体内で合成できず、食事 から摂取しなければらない必須アミノ酸です。大豆たんぱく質が良質といわれるのは、この 必須アミノ酸をバランスよく含んでいるから。 必須アミノ酸の含有量などから評価されるアミノ酸スコアでは大豆たんぱくは1985年の改訂以降、 100(満点)と評価 され、栄養的に優れたたんぱく質であることが確認されています。また体内への吸収効率も他のタンパク質と引けを取らず、人間にとって優秀なたんぱく源であると言えます。

高齢化が進む日本社会における健康⾧寿を助ける食材
日本人は古来より豆腐・味噌など大豆加工食品からの良質の植物性たん白質をはじめ、野菜や魚などバランスのよい食生活を育んできました。また、戦後の栄養状態そのものの改善により平均寿命も延び、世界でも一二を争う⾧寿国となりました。
しかし食の欧米化に伴うメタボリックシンドロームは様々な生活習慣病を誘発、高齢化に伴う運動機能の衰え(ロコモティブシンドローム)とともに日本人の健康寿命を脅かし始めています。大豆には、「メタボ」や「ロコモ」から青信号の身体を取り戻すための多くの機能が報告されており、日本人がより健康に⾧い気をするための食材として注目されています。

大豆素材の活用

大豆は健康や味のほかにも様々な活用法により豊かな食生活貢献しています。

食物繊維としての大豆
大豆はたんぱく源のほか「食物繊維」の原料としてもしられています。よく知られているのは豆腐を作った後に出る「オカラ」です。オカラは食物繊維に冨み不溶性と水溶性をバランスよくふくんでいるため、カロリーを抑えるダイエット食品に活用されるほか、お弁当の麺をほぐれやすくするなど食品をよりおいしくする工夫にも活用されています。

肉の代替品、ヴィーガンフードとして
大豆は肉や魚に代わるたんぱく源としてとても優秀です。
肉や魚はそのものに油を多く含むものも多く調理の際に油を多く使わなければならない場合も少なくありません。大豆たんぱくを肉の代替食材として活用することで脂肪の接種を抑えながら、満足感のある食品を作ることも可能です。
また近年、食事への考え方や健康上の理由から動物性の食物を摂らないヴィーガン、という食生活を行っている方も増えています。そのような方のための豊かな食生活の形成、貴重なたんぱく源としても貴重な大豆たんぱく素材は役立っています

乳酸菌飲料への利用
乳酸菌飲料に従来より利用されているペクチンやカルボキシメチルセルロースといった多糖類は、もともと粘度の高い多糖類のため、それを利用して作られた乳酸菌飲料はやや重い飲み口に仕上がります。一方、水溶性大豆多糖類は、前述の多糖類と同等の機能を持ちながら、粘度が低い為に、飲料の粘度を増すことなく、軽くて自然な飲み口の乳酸菌飲料に仕上げることが出来ます。

メイザーにご相談ください

豆たんぱく素材はもちろんのこと、様々な食品素材には多くの活用法があり、消費者の皆様によりおいしく、健康な食生活を送っていただくために役立てることができます。しかし、各メーカーから提案される素材の数はとても多く、活用法も無数に存在するため食品メーカーの方が各事案ごとに最適解を見出すことは困難です。
メイザー株式会社は⾧年の経験とコネクションから各事案における最適解をクライアント様と一緒に考え、提案し、問題の解決に貢献しております。もし、食品開発におけるお悩みがございましたらまずはご連絡くださると幸いです。

 

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